ニュースペース パでは「前畑裕司 - practice」を企画いたします。

今回の展示では作家が2018年より制作を続けている一連の作品"practice"を発表いたします。

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"practice"は、リサイクルショップで購入したどこの誰が描いたとも知れない土産物絵画を手本・オリジナルとしてひたすら習作(practice)を制作し続ける、というものです。

オリジナルの絵画はおそらく労働者によって大量に生産された中の一枚であり、それをもとに作られた習作はいわばコピーのコピーなのではないか。オリジナル不在の絵画は絵画ではないのか。何を持って絵画なのだろうか。

という事を考えながら使わない部位を鍛える意味のない筋トレのように日々習作を増殖させ続けています。

ニュースペース パの空間にインストールされた行為の集積を見て、絵画とは何なのかとしばし思考していただければ幸いです。

(前畑裕司)

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[前畑裕司 - practice]

2023 12.16(土) - 12.24(日)

open 13:00 - 20:00

close 12.19(火), 20(水)

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前畑裕司

1986年 愛知県名古屋市生まれ。

2010年 愛知県立芸術大学 大学院修士課程日本画領域 修了

 

雑誌や広告、インターネット上の画像など、身の回りにある既存のイメージを用いて制作を行う。

近年は「JAPANESE PAINTING?」というシリーズにて、日本画や絵画の枠組みを意識させるような作品を発表している。

2020年神宮前原宿に長瀬敦嗣と｢ニュースペース パ｣をオープン。不定期に企画展示やイベントを開催している。

主な展示に「富士の美｣ (gallery N 神田社宅 / 2020, 東京)、「Annual vol.1 – Imaging –」 ( THE POOL / 2023, 広島 )、富士の美Ⅱ ( gallery N / 2023, 愛知 )などがある。

instagram: @pateo3

 

■イベント

トークイベント

ニュースペース パの2人が日々の制作やスペースの運営について話します。

前畑裕司 (美術家 / ニュースペース パ)

長瀬敦嗣 (ペインター /ニュースペース パ)

 

12.16(土) 18:00-

*1drink order + 投げ銭

*予約不要。定員を超える場合、入場をお断りするまたはお待ちいただく可能性があります。予めご了承ください。